『子どもはなぜ電車が好きなのか』という本

2022年4月24日日曜日

その他

春になったからか近場の撮影スポットでも、カメラを持った鉄道好きの皆さん、いわゆる「撮り鉄」さんたちと出会うことがある。もちろん自分もそのなかの一人である。しかし、皆さん、構図をじっくり選んで撮影されている。鉄道車両の撮影というより、美しい鉄道風景を撮影することに重点を置いているようである。また、最近では女性の愛好家の姿も見るようになった。

鉄道を愛好する人が「鉄っちゃん」と呼ばれるようになったのは、いつ頃からであろうか? この言葉には、マニアックで、少し困った人たちというイメージも含まれていると思われる。プラットフォームや沿線にカメラを持って群がる人たちの姿などが、強烈な印象を与えているからであろうか。

『子どもはなぜ電車が好きなのか』という本の書評を書いた。この本は、筆者が自分の子ともが鉄道好きであることを発見し、教育哲学の観点から、その理由を探ろう試みたものである。また筆者は、マニアックな鉄道好きに見られる心配な面について、かなり批判的に言及している。そして最終章には、「鉄っちゃん」を超えて というタイトルが付けられている。ここには、「鉄道文化」がより発展し、成熟していくことへの願いが込められていると思われる。この本のすべての内容に納得しているわけではないが、興味深く読んだので書評を書いてみた。

下のリンクから読めます(書評はペンネームで書いています)。

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